医療に従事する看護師は、看護技術だけでなく、身だしなみや言葉遣いにも気を配る必要があります。
身だしなみについて言えば、看護師は、人の健康を守る仕事に就いているわけですから、当然、清潔なものを身につけている必要があります。また、メラビアンの法則からもわかるように、人は、見た目で判断することが多いので、身だしなみがきちんとしていないと、患者さんからの信用も得られなくなります。患者さんとの信頼関係ができないと、適切な看護をうまく行うことができません。
フケや抜け毛がないかという、衛生面のことはもちろんですが、カラーリングの色が明るすぎる、ヘアアクセサリーが派手、化粧が濃すぎるということもないように注意しましょう。
制服もサイズが合ったものを着用し、シミやしわがないか、ボタンが外れていないかを確認します。また、靴は汚れていないか、かかとがすり減っていないかなどもチェックしましょう。
看護師は、言葉遣いにも気をつける必要があります。話し方によっては、患者さんの気持ちを傷つけたり、不愉快な思いをさせてしまうことがあるからです。
言葉遣いは、丁寧過ぎて、よそよそしい感じになるのもよくありませんが、あまりにも、なれなれしい話し方も避けるべきです。患者さん1人1人に敬意を払いつつ、親しみのこもった話し方をしましょう。言葉遣いについて、参考になりそうなサイト【患者さんと信頼関係を築くには・・・?】がありましたのでチェックしてみてください。
言葉遣いだけでなく、話すときの声量やスピードにも気をつける必要があります。適度な声量で話、相手によっては、少しゆっくり話す必要もあるでしょう。